『ガーベラ』

 

ガーベラ 汚れたホシの隅 まだ何かを待っていた

神秘という名の奇跡をこの地球の最東端でまだ僕は待っていた

アンテナ拡げて あてもない空 扉二つ開いて

僕の元に来た知らせで悟った

星の光すらない夜空の下をただ歩き続け、辿り着いた家の扉を開いた

ハロー ハロー ハロー 闇の中 手が触れた

やあ こんにちは

白黒の垂れ幕の中央、真っ暗な箱の中で眠る君の手に触れた

白い闇の中で

頭が真っ白になった。

真っ白で真っ暗な世界。

ガーベラ 都合よく はばたけたなら ここにいなかった

自分の思ったとおりにことが進んでいたら君は今こうしてなかった

風に流され、人に流され君はここに来た

チープな定めで 流れ着いたよ 匂いのある花園

運命なんて安っぽいものに従ってたどり着いたその先には天国だったのかな

何かうそくさいものだったけど

ハロー ハロー ハロー ありのまま 受けとめる

こんにちは

僕はあるがままを受けとめよう

今 君のすべて

今 君に起こったことのすべてを

ハロー ハロー ハロー よろしくね 繋がってる

こんにちは これからもよろしくね

命に甘えて

輪廻の輪をぐるぐる回って、また君に逢えることをのぞむよ

ハロー ハロー ハロー ありのまま 受けとめる

僕は「こんにちは」と言うよ

何もかもを受け入れて

今 君のすべて

君が既にいないことも

だからまた今度逢おうね

 


感想

ガーベラの花言葉を調べてみたところ、色で異なっていたのですが、だいたい「神秘・崇高美・究極美・究極の愛」というものでした。
究極の愛というものに絡めたかったのですが、ここはまた僕の力不足で。
また、ここでは全く触れませんでしたが、エロティックな意味でも筋が通りました。
さすがにUPはできませんが、考えてみてください・・・

 

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