『黒い翼』

太宰葉さんの投稿

黒い翼でもっと気高く 無限の空へ落ちて行け

自分の力で精一杯美しく 無限の可能性を秘めた未来へ向かっていけ

嵐の午後に ゴミ捨て場で目覚めたら

日常と違うある瞬間、ふと堕落した自分に気がついたら

焦げた市街地をさまよう僕にさよなら

呆れるほどまでに同じ事ばかり繰り返す昔の自分からさよなら

重いドアを無理矢理開けたなら

勇気をふりしぼっていままでの日常から抜け出したら

黒い翼でもっと気高く 無限の空へ落ちて行け

自分の力で精一杯美しく 無限の可能性を秘めた未来へ向かっていけ

いつもモザイクの切れ端さえ握らされ

いつもある組織、あるグループに所属して、そこの命令通り動くだけだった

笑い話のネタにもされてきたけれど

そのことについて色々な人に批判されたり面白がられてたけど

ほらもう二度と 負けたりしないから

これからは、絶対命令だけで動く無私な人間にはならないから

黒い翼でもっと気高く 無限の空へ落ちて行け

自分の力で精一杯美しく 無限の可能性を秘めた未来へ向かっていけ

黒い翼でもっと気高く 無限の空へ落ちて行け

自分の力で精一杯美しく 無限の可能性を秘めた未来へ向かっていけ

 


感想

太宰葉さん

初めて解釈をしてみたのですが、解釈になってない部分も多々ありそうです(汗)。
「嵐の午後〜」の部分が一番悩みました。
詩全体について、(解釈した限りでは)スピッツには数少ないラブソングではない歌です。
詩について、反社会的な感じもしますが、個人的な考えとして、このアルバムのスピッツの変貌(!?)について、この歌にそのことの色々な気持ちを込めているという気がしてなりません。

 

Bee(太宰葉さんのを読んで)
特に目を引く解釈が次の三点です。
「嵐の午後〜」と「重いドア」、「モザイクの切れ端」です。
もう一度注意して読んでみてください。
やっぱりこういう抽象的なところで解釈は分かれるのでしょうけど、僕は太宰さんに賛成です。
あと、黒い翼の歌詞に何度も「無限の空へ落ちて行け」とあります。
この「落ちて行け」という言葉の使いまわしに注意したいですね。
空に対して人は浮かぶ、または飛んで行くものですよね。
「落ちて行け」で僕が初めに想像するものは谷・・・というか、断崖絶壁です。
となると、向かうは海・・・?
んー、おかしいですね、空と結びつきが薄くなります。
この黒い翼を持つ者が雲上にいるとしたら、空に落ちるという考え方もできますが・・・
ちょっと考えがまとまらないのでここらで僕の感想(じゃなくなってますけど)を終わります。

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