『スパイダー』

ハルナさんの投稿

君を忘れない 曲がりくねった道を行く

思い出だけが残っている
君の笑顔 泣き顔 怒った顔 忘れた事はない
これからも忘れない
今 君はここにいない
懐かしい道を 僕は歩いている

産まれたての太陽と 夢を渡る黄色い砂

君は明るい色が好きだったね
太陽の光を浴びて 笑っていたよね
君が与えてくれた膨大な夢
君の好きな 明るい黄色だった

二度と戻れない くすぐり合って転げた日

どんなに思い返しても やっぱり戻れない
一番楽しかったあの頃
変わったのは 君が僕からいなくなってしまったということ

きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる

僕はこれからも生きていくんだろうな
ただ君とはもう歩けない
一人になった僕はどうしても
君がいない未来を 騒がしく感じてしまう

「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ

僕だけの大切な 魔法の言葉
落ち込んだ時もこれだけで いつだって立ち直れたんだ

ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて

大げさな僕は小さな喜びを 大きな喜びにした
でもそれは悪い感じはしなくて
いつも離さないよう 抱きしめてたんだ

こぼれそうな思い 汚れた手で書き上げた

ありきたりな言葉しか 書けなくて
それでも 僕の手は震えていた

あの手紙はすぐにでも 捨てて欲しいと言ったのに

優しい君は いつまでも手紙を持っててくれた
照れ笑いとも苦笑いともとれない表情をしていた僕だけど
本当は すごくすごく 嬉しかった

少しだけ眠い 冷たい水でこじあけて

また君の夢にはまりそうになった
僕は必死になって 夢から覚める
いつになっても 慣れない この感じ

今 せかされるように 飛ばされるように 通りすぎてく

迷うだび 背中を見えない誰かが押してくる
それはもしかして 君なのかな?
分からない 僕には分からないよ
時は流れるのが 速いなと 感じているだけかもしれないのかな

「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ

魔法はまだ解けていない だって僕は今を受け入れてるから
本当に強くなれる気がしているのは まぎれもなく君のおかげ

いつかまた この場所で 君とめぐり会いたい

願うのはそれだけだよ
君はわがままを聞いてくれるかな?
出来ることなら 僕の 君とのあの場所で

どんなに歩いてもたどりつけない 心の雪で濡れた頬

すでに遠い人の君
いつも僕の前を行っている
その度に 僕は泣いてしまう
頬を濡らす 雪と涙の区別がつかないほどに

悪魔のふりして切り裂いた歌を 春の風に舞う花びらに変えて

どんなに悪ぶってみても 消せない心が僕にはあった
それは優しい君の歌
春風に舞う花びらみたいに綺麗だった

君を忘れない 曲がりくねった道を行く

僕は泣かないことにした
君と向き合っていく 
ずっと忘れないように この道を行こう

きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる

君がいない世界
つらいことがありすぎるけれど
僕は未来を受け入れていこう

「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ

君がくれた魔法の言葉
ずっとずっと忘れない
そしてこの言葉を 君にも贈りたいな

ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて

もう見失わないよ
君をずっと 思い続けよう
君がくれた 小さくて大きな喜びを

ズルしても 真面目にも 生きてゆける気がしたよ

僕の世界は広がった
それは君のおかげだった
悪くても良くても 君は笑ってくれる気がした
それだけで 僕の生きる意味はある

いつかまた この場所で 君とめぐり会いたい

思い出の時
あの場所のキセキ
輝き続ける君の笑顔
また会えるかな また会いたいな
いつかこの場所で・・・・・・・・・・


 

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